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同じ志の仲間と出会える場所【卒業生インタビュー】
目次
中高生向けキャリア探究サービス『TANQ BASE(旧:はたらく部)』は、子どもたちが「好き」を見つけて「やりたい」を極めるオンライン部活です。
信じられる大人と出会い、仲間と繋がり、コミュニケーション能力や思考力など将来に役立つ力を養いながら楽しく世の中のことを学びます。
今年の春から大学生になるようせいくんも、TANQ BASEで学んだ仲間です。
TANQ BASEのセッションや仲間との関わりを通じた成長、大人に混じってビジネスコンテストに参加した話など、気になる質問に答えていただきました。
【卒業生プロフィール】
ようせいくん
進路:明治学院大学 情報数理学部 情報数理学科
受験形式:一般選抜
【TANQ BASEで利用していたサービス】
・通常コース
好奇心に従って入部を決意
──TANQ BASEを知ったきっかけは何でしたか?
ようせい 高校1年生の冬に友達に教えてもらって、TANQ BASEの存在を知りました。
──その友達はTANQ BASEに入ってた子ですか?
ようせい はい。一つ上の先輩で、高校に入ってから入部したそうです。
──高校1年生の冬に知って、すぐに入部しましたか?
ようせい はい。その友達に教えてもらって、TANQ BASEに非常に興味が湧き、入部を決めました。また、その時期にTANQ BASE主催のウィンターキャンプというTANQ BASEやいくつかの学校から学生を集めて、立命館大学のキャンパスで二泊三日で課題に取り組むという企画がありました。私の学校にも枠があったのですが、くじ引きで外れてしまいまして、それに参加するためにすぐに入部したという理由もあります。
──なるほど。最初はTANQ BASEの枠でのウィンターキャンプへの参加が目的だったんですね。
ようせい それも入部した理由の一つですね。学校からの参加ができなくなった直後に、たまたまTANQ BASEのコーチが私の学校に講演に来ていたので、控え室に「なんとか参加させてもらえないですか」と直談判しに行ったんですよ。その結果、ウィンターキャンプに参加できました。
──初めて会う大人に直接交渉しに行ける高校生はなかなかいないと思います。すごく行動的だったんですね。
ようせい 自分が「いいな」と思った方向には諦めずそのまま突き進んでいきたいと思っているので。なんと言ったらいいのかな、好奇心旺盛なんですかね。
──まさにそうですね。
ようせい 高校1年生のときから「探究」の楽しさに気づいて、そこから(探究の魅力に)どっぷり浸かっていったという感じです。
最初から完璧じゃないからこそ
──TANQ BASEに入部する前の印象はどうでしたか?
ようせい 先輩から聞いたときのイメージは、ツワモノ共が集まっているんだろうなと思いました(笑)
本当に探究をこよなく愛してるというか、めちゃくちゃプレゼンが上手くて、発想力豊かな人が全国からたくさん集まってきてるんだろうなという想像をしていました。
──すごいイメージですね(笑)
では実際にTANQ BASEを体験してみて、印象は変わりましたか?
ようせい 案外、入ってみるとアットホームな感じでした。そういう(当初のイメージのような)人もいれば、何かの能力がとりわけ突出している人、例えば意見を言うのは苦手だけどアイデアを膨らませるのが得意な人がいたり、逆に0から1を生み出すのが得意でどんどん意見を言えるけど、1を10にするのは苦手な人がいたり。
最初から完璧な人たちが集まっているわけではなく、チームとして補い、高め合うことで完璧になっていくんだなと感じました。
──素敵な言葉をありがとうございます。
次に、入部してからの活動で印象に残っているものを教えてください。
ようせい 鹿島建設とのコラボ企画はすごく楽しかったですし、非常に学びにもなったと感じています。100年後の未来の街づくりを提案するプレゼンをして、結果的には自分の所属していたチームは賞は取れませんでしたが、仲間とアイデアを洗練させていくフローの大切さに気づきました。
あと単純にすごいと思ったのは、意見がぶつかっているのに喧嘩にならずにどんどんアイデアを良くしようとできることです。本当にいい仲間たちに囲まれたなと思います。
──そのときのプレゼンの経験から学んだことなどはありますか?
ようせい 鹿島で学んだことは、チームでの連携です。普段はセッションごとにチームが変わったり、その場で短時間でアイデアをまとめて発表まで持っていったりする必要がありますが、鹿島の場合は同じメンバーで5回ぐらい一緒にアイデアを洗練させていったので、貴重な体験だったなと思います。
「今はガンガン意見を言った方がいいな」とか「今はみんな熟考しているから静かにしておこう」みたいな、自分はどういった立場にいれば最高のパフォーマンスが出せるかというチームでの身の振る舞い方はすごく学びになりました。
──しっかりと話し合いに参加する時と、一歩引いて俯瞰する時と分ける立ち回りを意識していたんですね。
学校とは違う、TANQ BASEだから得られたもの
──TANQ BASEに入部する前の自分はどんな人だったと思いますか?
ようせい 集団で探究するというのはなかなか経験することができなかったので、他者と共同で何かをやるというのは、今ほど得意じゃなかったかなと思います。もちろん空気を読むことはできますが、最高のパフォーマンスを発揮する、先ほど言ったチームでの身の振る舞い方も、おそらく入部前はできていなかったので。
──ではTANQ BASEでの活動を通して、得られたものは何だと思いますか?
ようせい たくさんの人と知り合えたことが一番大きいです。もちろん同じ曜日にセッションを受けている子たちもそうですし、運営の方々もそうですし、みんなと出会えたことで刺激をもらえたり、コンテストに参加するきっかけをもらえたりしました。こういった人との繋がりは、やはりTANQ BASEに入らなかったらできなかったものだろうなと思います。
また、単発のセッションなら約90分間でアイデアを出して、コーチにプレゼンをするので、「早さ」と「チームワーク」を意識して行動しなければいけません。目標から逆算して、今この時間はこれをやるべきだろうなという「考える力」が身についたと思います。
──1人でやるのとチームでやるのとではやり方が違いますからね。チームとしての連携を意識するのは難しそうです。
ようせい 自分がずっとやってしまっていても、周りの成長には繋がらないし、面白くないじゃないですか。そこら辺はいい塩梅でやっていかないとなと思っていました。
──TANQ BASEに入ってよかったと思うことは何ですか?
ようせい プレゼン力がすごく上がりました。もちろん入る前もできなかったわけではないですが、今のプレゼン力はTANQ BASEの日々のセッションの賜物だと思います。
毎週セッションでプレゼンする機会があり、そして、コーチからフィードバックももらうことができるので、(プレゼン力は)すごく身につきました。
──それほど頻繁にプレゼンする機会というものは、学校ではなかなかないですよね。
ようせい そうですね。学校でも、もちろん探究を楽しんでやっていましたが、TANQ BASEではより探究に注力でき、プレゼン力やコミュニケーション能力など、磨くことができました。
──TANQ BASEはコーチも特殊ですよね。学校にはいないような人ばかりだと思います。
ようせいくんから見て、TANQ BASEのコーチってどんな人たちですか?
ようせい 各分野のおもしろい専門家が集まっています。これほど社会の第一線で活躍している人たちと出会えて、自分を成長させていける環境は他にないと思います。高校生のうちからそのような環境にどっぷり浸ることができてよかったです。本当にいろいろな場所で活躍している人がいるので、話していて、飽きないです。学びが多いですね。
大人に混じってビジネスコンテストに出場
──ようせいくんは大人も出場してるビジネスコンテストに採択された経験があるとお聞きしました。どうして参加しようと思いましたか?
ようせい (TANQ BASEの代表の)もっつさんからの紹介ですね。もっつさんにコンテストにチャレンジしたいと伝えたところ、「HAKOBUNE STARTUP CONTEST」を勧めてもらいました。高校生のうちから大人の世界に飛び込んでおくのは、世界を知るという面で大事だと思いますし、アイデアを持っていたので、是非ともこのようなコンテストにチャレンジしたいと考え、参加を決めました。
──そのコンテストで、ようせいくんはどんなアイデアを提出しましたか?
ようせい 不動産関係のアイデアを出しました。引っ越しで物件の内見をする際、物件そのものは直接見ても、その周辺地域のことは不動産仲介からの軽い口頭説明ぐらいだと思うんです。だから、物件周辺を詳しく知れるサービスを考えていました。例えば、近くのスーパーのタイムセールは何時からだとか、夜この道はとても暗くなるとかですね。
結果としては、書類と面接審査は通り、採択されましたが、残念ながら最終ピッチには出られませんでした。
──それでも、大人に混じって参加して採択されたんですよね。本当にすごいです。
それはいつ頃参加しましたか?
ようせい 高校2年生の11月から2月です。
──もっつさんに紹介してもらった後は、何かフォローしてもらうことはありましたか?
ようせい 困ったときにはいつでも頼っていいよと言ってもらえて、ビジネスモデルについて相談したり、フィードバックをもらったりしていました。あと、不動産関係の方にインタビューをしたいけど人脈がないというときに、もっつさんの紹介でインタビューをさせていただいたこともありました。
──大人の人脈を借りられるのは、高校生にとっては大きいですね。
ようせい 本当に助かりました。
──では、そのビジネスコンテストを通して、学んだことや成長できたことはありましたか?
ようせい 実力という観点からの、自分の今いる場所というのがわかりました。もちろん大人とは生きている年数も違うし、働きながら起業する人もいて、やっぱり経験が雲泥の差だなとすごく感じました。しかし、高校生のときから(大人と同じコンテストに)参加できたのは、利点だと考えています。現状の大人との差を知れたことで、その差を埋めて、社会で活躍していくためにはどうすれば良いかを考え、これからの行動に活かせるようになったので、非常にいい経験でした。
──前向きな考え方でいいですね。
ようせい 大人の世界はやっぱり厳しかったですね(笑)
でも本当にいい機会を恵んでもらえたなと思います。
仲間に恵まれ、ライバルと出会えた
──ようせいくんにとって、TANQ BASEの一番の価値はなんですか?
ようせい 励まし合える仲でもありライバルでもある、みたいな存在がいることです。
自分よりすごい人がたくさんいるので、その人たちに追いつくために自然と自分のダメなところを考えるようになって、それを克服するためにはどうすればいいかという思考になります。同程度のスキルを持っている相手なら、この人には負けたくないとライバルのような感覚で頑張ろうと思えます。
そんな人たちが全国から集まって出会える場所です。
──TANQ BASEで仲間に恵まれて、ライバルみたいな人とも出会えたんですね。
ようせい 出会えました。すごくよかったなと思います。
周りの仲間たちと励まし合いながら、互いに高め合っていくこの空間は、常に学びが多く、ここを起点に探究活動を頑張っていけました。
──では、TANQ BASEの仲間は学校の友達とはどう違いますか?
ようせい 探究に対する熱意が一段と強いのかなと思います。
私が通っていた学校は探究にも力を入れていましたが、誰しも探究が好きというわけではなくて、あまり探究の話を熱く語り合うみたいなことはなかったです。しかし、TANQ BASEの仲間・ライバルたちは歴戦の猛者ですし、いろいろな経験をしているので、すごく探究の話をするのが楽しいんですよね。
学校ももちろん楽しいですけど、同じ志の仲間と出会えるのはTANQ BASEの良さだと思います。
──学校が積極的に探究活動を取り入れていても、普通は全員が全員参加したがるわけではないですよね。
ようせい 学年全体で考えても、正直多くはなかったと思います。本当に少数精鋭みたいな感じです。
とりわけ私が通っていたのが特進コースだったので、勉強優先なのはしょうがないのかなと思いますし、逆に私が異質だったと思います。
──学校ではようせいくんが少数派だったけど、TANQ BASEでは違ったんですね。
ようせい はい。本当にありがたいですね。このような環境に出会えたことに感謝しています。
──いい出会いがあってよかったです。やっぱり自分と同じ人がいるっていうのは心強いですか?
ようせい はい。自分の最大の力を出すためには、共に励まし合って頑張れる仲間が必要なので、そういう人がたくさんいるTANQ BASEは、私にとってとても恵まれた環境でした。
将来の目標はITを使った人助け
──将来やりたいことや夢、どんな人になりたいといった目標はありますか?
ようせい 誰かの課題を解決できる人物になりたいです。進路としては情報系に進むので、ITを使った人助けがしたいです。
──ITを使った人助けというのは、どういうことをするんですか?
ようせい 例えば、UIってあるじゃないですか。現状より使いやすいUIの良いサービスにすることがある種の人助けになるのかなと考えています。
今のこの高度に発達した情報社会において、インターネットが使いにくいということがあってはダメだと思うんですよ。絶対使いやすくなるべきだし、常にそうあるべきなので、使いにくいということをなくしていきたいと思っています。あとは新しいサービスなんかも作っていきたいです。
今はWeb系に興味があるので、このような志向ですが、XRやソフトウェアなどにも興味があるので、今後も学んでいきたいですね。
──素敵な夢ですね。
急な質問なのに、すごく自分の将来について言語化できていて驚きました。
ようせい これもTANQ BASEのおかげなのかなと思っていまして、TANQ BASEに属していると、夢を聞かれることがあるんです。だから、1つ語れる夢を持っておこうと。
それが自分と向き合い、夢ややりたいことを考えるいい機会にもなっています。
──そうなんですね。高校生のうちから具体的な将来の夢を考えられるのはすごいことだと思います。
では、将来に向けて今取り組んでいることや、これから始めようと思っていることはありますか?
ようせい 「JavaScript(※)」という言語を学ぼうと思っています。大学の授業などではおそらく使わないとは思うのですが、自分で何か1つ制作物を作ってネット上に公開してみたいです。あとは数学ですね。やはり、アルゴリズムや内部処理などを本質から理解するためには数学が必要なので、頑張っていきたいです。
※Webサイトに「動き」や「対話機能」を加えるためのプログラミング言語
──ぜひ頑張ってください。ITを使った人助けが実現するよう、応援しています。
最後に、TANQ BASEの参加について迷っている生徒や保護者の方にメッセージをお願いします。
ようせい 迷っていたら絶対やった方がいいです。全国の仲間たちと学校では学べないことをたくさん学べて、コミュニケーション能力やプレゼン能力も上がります。
私は元々探究が好きで入りましたが、探究にそこまで思い入れがなかったとしても絶対好きになる、好きにならざるを得ない環境だと思います。
是非ともTANQ BASEで仲間たちと探究に興じてもらって、たくさん学んでいってほしいです。
岡田唯月
「作ること」が好きで、高校時代には演劇部でパンフレットやポスターの制作に携わった。内向的な性格がコンプレックスだったが、TANQ BASEと出会い積極的に他人と関わることができるように。現在はTANQ BASEインターンにて広報の仕事の経験を積みながら、大学でも編集デザインについて学んでいる。SNSでの広報活動を通して、学生の興味を後押しする情報を伝えることを目指している。

